キューバ、ヘミングウェイの愛した街。ハバナ旧市街とその要塞群

ハバナ湾に面した町オールド・ハバナ。16世紀初頭にスペイン人が入植し街づくりを始めました。「新世界」の財宝をヨーロッパに運ぶ港町であり、造船の町でもありました。美しい港に、バロック様式と新古典主義の建物が建ち並び、世界で最も美しい町の一つでした。

キューバについて

ラテンアメリカの島国。東にハイチとドミニカ共和国、南にはジャマイカとケイマン諸島、北にはアメリカのフロリダが位置します。コロンブス以前には、ギアナから渡来した民族や先住民が暮らしていました。

1942年にコロンブスの第一次航海によって「発見」され、16世紀初めにスペイン人に征服されます。当初コロンブスはキューバをインドだと考えていたため、キューバ住民は「インディオ」(インド人)と呼ばれていました。スペイン人による征服に対して、先住民たちは激しく抵抗しますが、ベラスケス率いる軍隊によって降伏させられます。

その後もスペイン人による大量虐殺や虐待によって元々の住民は絶滅したといわれており、悲しい歴史を刻みました。地理的には、中南米とスペインとを結ぶ航路中継地として重要な位置を占め急激に発展、ハバナには大学や要塞が建設されます。

ハバナは「カリブ海の真珠」と呼ばれ、世界で最も美しい町の一つです。サンゴの石灰石で作られた白い建物が印象的。旧市街はもちろん、新市街も近代的な建物が美しく、公園や広い大通りなども町の美しさを引き立てています。

オールド・ハバナの発展

スペイン人の入植以降、急速に発展し3000以上の建物が建ち並ぶ大都市となります。フランスの海賊の攻撃を受けたことが契機となり、ハバナ港にはフエルサ要塞などが建設され強固な防衛施設となります。要塞は全部で四つ。16世紀から18世紀にかけて造られ、フエルサ要塞、モロ要塞、カバーニャ要塞、プンタ要塞と名付けられています。レアルフェルサ要塞はアメリカ大陸で現存する中で2番目に古い建物です。

文化遺産としての建物は、通称ハバナ大聖堂の「サン・クリストバル大聖堂」、ハバナ大劇場、かつての国会議事堂である「カピトリオ」、当時大統領邸宅として使われた「革命博物館」などがあります。カピトリオは白い石灰石で作られた美しい建物です。 ヘミングウェイの愛した美しい町ハバナ。白い建物と海に囲まれた街でロマンティックな雰囲気を堪能してみませんか。

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