トルコ、イスタンブル。かつての世界の中心都市です

この地は紀元前7世紀にビザンチンとして建国されました。4世紀以降、ローマ帝国、ビザンチン帝国、ラテン帝国、オスマン帝国の4つの帝国において首都として発展したイスタンブル。オスマン帝国以前はキリスト教の中心地でもありました。現在のトルコの首都はアンカラですが、歴史遺産の多くはイスタンブルにあります。

歴史の中心地イスタンブル

紀元前にはギリシャの植民都市でしたが、ローマ皇帝コンスタンティヌス1世が、紀元330年に首都をローマからこの地に遷都。コンスタンティノプルと呼ばれることになり、キリスト教の中心都市となります。コンスタンティヌス1世は、元々はトロイへの遷都を考えていましたが、夢で神の啓示を受けてビザンチンにしたという伝説があります。
1453年にオスマントルコの攻撃により陥落。以降はイスラム教の帝国の首都として栄えます。地理的にはシルクロードの重要拠点であり、アジアとヨーロッパの中継地点でもあります。

遺跡群

主に、ビザンチンやオスマンの建築物が有名です。330年に新しいローマ帝国の首都となった時に記念に建てられた「コンスタンティヌスの円柱」、454年に建てられた「ストゥディオス修道院」は、現存する最古のビザンチン建築です。6世紀に建設された「アヤ・ソフィア」はビザンチン建築の最高傑作。1000年以上にわたり世界最大の大聖堂でした。現在は博物館となっています。
オスマン建築としては、最大の宮殿である「トプカプ宮殿」。16世紀から17世紀にモスクとして建てられた「スルタンアフメト・モスク」「スレイマニエ・モスク」「イェ二モスク」。
その他にも、聖セルギウス・バッカス教会、コンスタンティノーブル競馬場、ヴァレンス水道橋など、数多くの貴重な建造物があります。

観光地として

イスタンブルはトルコ最大の観光スポットです。ホテルは数千あり、年に2000万人の観光客の需要を満たしています。人気の高い、イスタンブル考古学博物館、トルコ・イスラーム美術博物館もあります。他にも美術館は多く、イスタンブル現代美術館、ペラ美術館、サキプ・サバンジュ美術館、サントラル・イスタンブルなどがあります。

世界史の中で極めて重要な役割を果たしてきた町「イスタンブル」。10世紀以上にわたり世界の中心だった町には、世界の文化が集まっています。生涯の中で一度は訪ねておきたい世界遺産です。

Copyright(c) 2011 世界遺産の街へ旅しよう All Rights Reserved.