白神山地でブナの原生林を楽しもう!

秋田県南西部と青森県南西部にかけて広がっているのが、1993年12月にユネスコ世界遺産(自然遺産)に登録された「白神山地」です。白神山地は、世界最大級のブナの原生林が広がる山地帯なのですが、世界遺産だけに勝手に入ってはいけません。 広大な原生林を大切にしつつ、自然と触れ合える楽しみを覚えましょう!

入山には手続きが必要です

まず、白神山地に勝手に入ることは禁じられていることを肝に銘じて下さい。事前に管理事務所を通して許可を取らなければいけないのです。また許可を取ったとしても、好きな場所を歩いていいわけではありません。既存の歩道と27の指定ルートが存在しており、そこをガイドさんと一緒に歩きます。

ただの散歩と考えてはダメ!

白神山地は山です。ハイキングコースではありません。前述の通り、人の手がほとんど入っていないため、歩きやすい道ではないということです。それなりに本格的なトレッキングですから、きちんと準備をして臨みましょう。 もし途中で「ちょっとキツイかな…」と感じたら、その場で速やかに引き返すことをオススメします。

ただし「暗門の滝」、「十二湖」、「高倉森歩道」、「太夫峰」、「白神岳」、「小岳」などの散策は事前の届け出を必要とせず、比較的、気楽に行ける場所と言えます。最初はそのような場所を目指して散策するのが良いと思います。

森林管理組合が設定している禁止事項とは?

自然遺産であるため、やはり自然は守らなければいけません。そのためには登山者が守るべきルールがあり、訪れる際にはぜひ注意してください。以下にまとめてみました。

■決められた道を歩く
手つかずの自然が広がっているので、トレッキング初心者では危険なルートも存在しています。自然をのんびり楽しむことも大切ですが、気楽すぎるのも危険です。

■植物(動物も含む)を採取しない
勝手に植物を引っこ抜かないようにしましょう。自然はみんなの共通の財産です。

■トイレは事前に済ませる
どうしても我慢できない場合は、用を足した後で埋めるようにしておきましょう。

■ワンちゃんの入山は禁止
「ペットのワンちゃんと一緒に歩きたい」という気持ちは理解できますが、ペットの入山は禁止されています。

■火器の使用はしない(たき火もだめ)
山火事の原因にもなり得ますので、火器の使用は止めておきましょう。

■ゴミは持ち帰る
山歩きの基本マナーです。自分で出したゴミは持ち帰りましょう。またゴミが落ちていた場合は、出来ればそれも持ち帰っておきましょう。

■釣りは禁止
世界遺産地域は「全域禁漁区」です。美しい渓流を見ると釣りをしたくなる気持ちは理解できますが、生態系を守るためにも釣りは止めておきましょう。

いかがでしょうか?少し厳しいことばかり紹介しましたが、自然遺産であるため、その自然を守るのは私たちの義務と言えます。自然を守り、そして自然を楽しむ。そのような心持で白神山地に出かけてみましょう! なお、分からない点があれば森林管理組合に問い合わせ、勝手に判断しないように気をつけて下さい。

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