水の都・ヴェネツィアへ

イタリア北東部に位置するヴェネツィアは中世の頃から、貿易の中継地として栄えてきました。現在でも町中に多くの運河が流れる水の都として、人気観光地となっています。

1987年に世界遺産に登録された際には、当時の文化遺産としての基準を全て満たしていた非常に珍しい都市とされました。ヨーロッパでも屈指の美しい街並を楽しんでみましょう。

ヴェネツィアの成り立ち

この都市は、5世紀頃のゲルマン人によるイタリア侵略から逃れるために、人々が住居に適さない湿地帯であるこの地域へ逃れたことがルーツとなっています。その後ゲルマン人を退けることに成功した人々はこの地を中心としてヴェネツィア共和国を築きます。

その位置から東西海上貿易の中継地として発展しました。後にナポレオンによる侵略を受け、ヴェネツィア共和国は消滅してしまいましたが、その美しい街並は現在も残され、その面影を伝えています。

定番スポット

ヴェネツィアの最大の見所は多くの運河でしょう。そして、その運河を渡るための500以上の橋も見所です。また、ビザンティン建築の代表と呼ばれている、サン・マルコ大聖堂などの魅力的な建築物が多く存在しています。また、街並そのもが整然として統一感を持っているため、このエリア内であればどこでも美しい景色を楽しむことができるでしょう。

ヴェネツィア観光のポイント

見るべきスポットもとても多いですが、狭いエリアなので1日でも十分に見て回ることができるでしょう。ローマやミラノなどに比べると宿泊施設や飲食店などが充実しているという訳ではありません。

ミラノやローマからでも特急電車で約3〜4時間程度ですので、気軽に足を伸ばすことが出来ます。 また、治安の面でも中南部に比べると比較的良いですので、海外旅行初心者であっても安心して旅を楽しむことのできるエリアであるといえるでしょう。

イタリアでもっとも美しい都市は?と問われるとこのヴェネツィアを挙げる人も多いほどに美しい街並を持った街。イタリアを旅行するのであれば、一目で良いので見ておきたい都市でしょう。

近年、海面上昇や地盤沈下なども問題になっており、この美しい街がいつまでも保たれるという保証はありません。美しい街並を維持している今の内に行くべき場所であるといえるでしょう。

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